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「わかりやすい整理入門」
著者名:澤 一良 著
出版社:(株)ハウジングエージェンシー出版局
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【 エピソード 】
以前、奥様が漬物をつけて、納戸に置いたまま1年間忘れてしまったそうです。すさまじい異臭のため、なぜか奥様は、それにビニールをかけ、毛布をかけて密閉してしまいました。5年たったそれ以降は、怖くて近づく事も出来ず、私どもに依頼が来ました。それは、それは、想像を絶する匂いでございました。
【 アドバイス 】
物には、必ず賞味期限があります。物の量が増えてきて自己管理が出来なくなると、存在さえも記憶から無くなってしまう事がよくあります。いつ頃までに使用するものなのかラベルなどに期限を記載し判る所に表示しておく事で思わぬ無駄をしないですむ事になります。捨てるタイミングを逃すと同様の状態が増殖します。
【 エピソード 】
御主人が独身時代に苦労して購入したステレオが居間の調度品のように置いてありました。聞かせてくださいとお願いしたところ、レコードの形式も変わって10年以上使っていないので、今は、その横に設置してある小型ステレオを使用しているとの事でした。部屋が狭くてと、悩んでおりましたが、ステレオは捨てられないです。
【 アドバイス 】
思い出の品物は、なかなか捨てられない物です。今一度その物の本質と機能を考えせめて週に一度は、使用するような関係を考えて見ましょう。それでも自分自身の中で使う計画が浮ばない時は、使う他人に譲るか、写真に撮って思い出の事項をまとめ紙面として保管し、本体は、処分するように考えて見てはいかがでしょうか。
【 エピソード 】
不要品が増えてきて家の中が手狭になったので、屋根裏の収納をつくる事になりました。たくさんの不要品が片付きすっきりしました。しばらくすると、たくさんの物を収納したためか、家の強度が保てず、ドアーや窓が開かなくなる現象が発生し、最終的に屋根裏の物を捨てることになりました。非常に無駄な出費となりました。
【 アドバイス 】
不要品を収納する前に、なぜ不要なのかを考え、必要になる時期を具体的に知っておく事が必要です。使用する予定の無いものを、収納しても収納した場所は、活用できる機会を失ってしまい。より不要な物を増やしてしまう可能性がありとても危険です。物は、活用されてこそ生きるのです。生き生きとした物に囲まれて生活しましょう。
【 エピソード 】
和室に仏壇入れがあるけれど、お仏壇が無いためしばらく物入れになっておりました。数年後、収納する所が定まらない物を収納する場所となってしまい、いざ、お仏壇を入れようとしましたが、不要品の収納であまりにも汚れていたため、御親戚筋からクレームが入り、再度造り直す事になってしまいました。
【 アドバイス 】
洋服は、クローゼット。書籍は、本棚などと明確に分類できると良いのですが、トロフィーや記念品など、明確に使用する予定が無くても貴重なものが存在します。そして分類が解らない物は、解らない物同士が集まるような習性があります。貴重であっても使用しない物は、写真に撮って残してみるのも一考です。
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